ブログ記事は100本を目指さなくてもいい
「ブログは100本を目標に記事を書き続けよう」と耳にしたことがあり、違和感を覚えて抱いています。
個人的な結論から書きますと
ブログ記事は100本を目指さなくてもいい。
「ブログ記事100本」の言葉が気になる方は、ライターになりたい方、ブログのアクセスを集めたい方、ブログで収入を得たい方などさまざまでしょう。
書き続けることで多少の効果が得られることは否定しません。
でも、本数だけを目指して書き続けたとしても、望む結果が得られるのかは若干疑問です。
この記事では、どうしてそう思うのか、それではどうするといいのかについて書いてみます。
この記事は次のような方に向いています。
- 100本記事を書いた方がいいと聞いたものの迷っている
- 記事を100本書いている(書いた)けど、思うようにいかなくて悩んでいる
この記事は次のような方には向いていません。
- 書くのが楽しくて仕方ないので、とにかく書き続けたい方
(完全に私情ですが、書くのが楽しくて仕方ない方の文章を読むのが好きなので、楽しいと思える限り書き続けていただけると嬉しいです)
目次
「記事100本」は言い換えると「継続は力なり」
ブログを書き続けると得られる効果
「記事を100本書く」の言いたいことは「継続は力なり」ではないでしょうか。
書き続け、記事の本数を増やすと
- 文章力が上がる
- 見てくれる人が現れる
- 他の人の反応から新たな学びがある
このような効果が多少なりとも得られます。そのため、ある程度量をこなすことも重要です。
書き続けるための手段の一つ
書き続けることで前述の効果はあるものの、効果が出る前に諦めてしまう人が多いことも知っています。
続けやすくするために「記事100本」と目標を決めるのも一つの方法でしょう。
一方で、数だけを目標にすることに疑問と申しましょうか、違和感も覚えているのです。
次は、その理由についてお伝えします。
私に「100本達成しましたね」と言った方々のこと
「100本達成しましたね」は10年以上前から
私は、ここの他にもブログを持っています。
10年以上前のことですが、そのブログの記事が100本を超えた際、他のブログを書いていた方のうち数名に「100本達成しましたね」と言われたのです。
その時、この言葉を知りました。10年以上前から言われている言葉なんです。
「100本達成しましたね」と言った方々のその後
その方々がその後、どうなったと思われますか。
2人は100本目を迎える前に更新をやめ、1人は110本前後で更新をやめ、1人だけその分野で人気ブログとなって昨年まで更新を続けました。
続けられるのはほんの一握り。
100本目を迎える前に更新をやめてしまった方の説明は不要でしょう。
110本前後で更新をやめてしまった方に何が起こったかのか気になりませんか。
のちにお会いした際、次のように話していました。
「100本更新しても成果が伸びず、やる気がそがれてしまった」
100本を目標にする功罪ですね。
後々の記事で書きますが、「100本」などの数は基準が分かりやすく、モチベーションを維持しやすい反面、白黒がつきやすいからこそ、思っていた効果が得られないときにモチベーションが下がりやすい側面も持っています。
1人だけ更新を続けていた背景
1人だけ更新を続けられた方は、元々書くことが好きで本を読むのも好きだと話していました。
一番の理由はそれだと思います。
また、「ブログを通じて○○○の魅力を伝えたい」とも話していました。
このように自分自身の目標を見つけた方が、書き続けることができて記事の魅力も増すのではないでしょうか。
誰かにとって価値のある記事を書き、知ってもらうための少しの工夫をすれば、100本書く前にアクセスは伸びてきます。
100本書けばライター採用時に見てもらえる?
見てもらえる可能性はある
「実績のない人がライター案件に応募する際、ブログをPRに使える」という主張を見かけたことがあります。
私はブログを見てもらってライターの仕事をもらったわけではありませんが、ブログを通じてライターの案件を得た方を何名か知っています。
応募時にURLを書く、ブログそのものが有名になるなど、きっかけはさまざまです。
良くも悪くも見てもらえる可能性はあります。
応募フォーム1本でも見抜かれる
腕の良い編集者の方にとっては、おそらく記事100本もいらないです。
編集部の方々には、応募フォーム1本、A4の企画書たった1枚から文章力や丁寧さ、こだわりなどを見抜かれることがあります。
記事100本は量であるのに対して、ここで見られるのは質です。
条件の良い案件ほど、質で判断されることが少なくありません。
昨今、文章は誰でも書けるからとwebライターを勧める傾向がありますが、編集もライターも文章のプロです。私は彼らを専門家として尊敬しています。
多くの人がカラオケでそれなりに歌えても、音楽業界に入るのは難しいのと同じではないでしょうか。
そのようなことから、ノルマのために書かれた100本の記事にどのような価値があるのか疑問を抱いています。100本の記事をベースに書籍化できるレベルのものであれば話は別かもしれません。
案件応募の際に見てもらうためであれば、質の伴わない記事が100本あるよりも質の良い記事が10本ある方が良いでしょう。
もちろん100%を目指す必要はありません。完成したら公開した方が良いです。
真摯に書かれた文章であれば、私でさえ感じるものがあります。
目的がライターであろうと、ブログのアクセス数や売上であろうと、人の心を動かす何かがあってこそ結果につながるのではないでしょうか。
100本書いていて、つらくなったらやめてもいい
ライターやブロガーとして結果を出したいのであれば、100本は自然と書くことになります。
もしも、100本を書いている途中でつらくなるようであれば、他にもっと向いているものがあるかもしれません。人には向き不向きがあります。
一旦、離れてみて、それでも書きたいと思うことがあれば、その時に再開した方が良い記事を書けるはずです。
書きたいことが見つかったときは、その日のうちに書きはじめるといったルールを決めてみるのも良いかもしれません。
まとめ
ブログ記事は100本を目指さなくてもいいと思う理由について書いてきました。
数をこなすことで成長しますし、何かしらの効果は得られます。
続けるモチベーションを維持するために「記事を100本書く」と決めるのは一つの手かもしれません。
一方、100本書いても思うような成果が出なかった場合、モチベーションが下がってしまうこともあります。
私の知っている範囲では、100本を目標にした方は長続きしませんでした。
元々文章を書くのも本を読むのも好きで、自分自身の目標を持っていた方だけがブログを続けていました。
人には向き不向きがありますので100本記事を書いていてつらくなったら、休んでもいいと思います。
ノルマのように数を増やした記事よりも自分自身の目標を持ち、本心から書きたいと思って書く記事の方が魅力的です。
人に「100本記事を書きましょう」と言われて書くよりも、心の底から書きたいと思ったときに書く方が長続きして、良い記事も書けると思います。
心の底から書きたい、書くのが楽しいと思っている方は、数なんて気にせず、今の気持ちを大切にしていただければ幸いです。


