起業について「行動が大切」「とにかく第一歩」と言われる裏事情
この記事は、次のような方に向いています。
- 起業を勧める人がいる裏事情を知りたい方
- 起業したものの、あまり上手くいっていない方
この記事でわかること
- 「とにかく起業することが第一歩」の先に起こること
- 起業を勧める人にとってのメリット
- やみくもに起業を勧める人がいる状況で私がしたいこと
目次
よく聞きませんか? 起業を勧める言葉
「行動が大切」「とにかく第一歩を踏み出す」
起業に関して「行動が大切」「とにかく第一歩を踏み出す」なんて言葉をよく見かけませんか?
Twitterで「起業 行動 大切」で検索するとわんさか出てきます。
この言葉を見ると起業させようと促したり、ときには急かしたりしているように感じます。
たしかに起業において、行動力は強い武器になります。
でも、行動力と計画性が揃ってこそです。
起業を勧める向こうには
「行動が大切」の言葉に乗ってとりあえず起業したものの、安定して稼げている人はどの程度いるのでしょうか。
思うように結果が出なかったり、伸び悩んだりしている方もいると思います。
何かに取り組んでみたものの上手くいかなかった場合、「諦めると今までの行動が無駄になってしまい、損をする」という感覚が働くと言われています。
この「無駄になってしまい、損をする」という感覚によって、良い方法を見失ったり、冷静に考えればおかしいとわかる行動を取ったりしてしまうことが少なくありません。
(なお、すでに使ってしまった労力やお金、物などをサンクコストと呼びます)
とにかく起業させ、思うようにいかなかった際の「無駄にしたくない」という心理を狙う人がいると思っています。
他にも、起業するには準備も含めて様々なことが必要です。
このようなとき、起業を促す人にとってメリットが生まれることもあります。
例をいくつか挙げてみます。
起業を促す人にとってのメリット
ノウハウ系情報商材を売る
分かりやすい例がこれですね。
プロフィールを見ると「成功する秘訣はnoteで」「ノウハウをお売りします」と書かれている方がちらほらいます。
情報商材と呼ばれるものです。
ときには「みなさん一緒に頑張りましょう」と言いながら「上手くいった方法」として情報を売っています。
そのような本を買う前に、書店や図書館に行って経営に関する本を探した方が有益です。
実績のある経営者や長年の研究による専門書など、様々な本があります。
情報商材がどうしても気になるのであれば、経営に関する本を数冊読んでみてからでも大丈夫ではありませんか。
本は高くても1冊数千円、数冊買っても1万円もあれば十分です。図書館ならタダです。
このような方々が掲げる「月収○万円」の中には、情報商材が含まれている方もいます。
「○○を初めて×日で×万円、×か月で×万円」と書いている方が情報商材を売っていた場合、○○は労力の割りに儲からず、情報商材で儲ける方向に走った可能性が高そうと思って、○○には手を出さないようにしています。
無料相談から収入につなげる
先に書いた「起業 行動 大切」で見つかる方の中には、プロフィールや固定ツイートで「無料相談」を受け付けている方もいます。
最初は無料です。
これは身近な商品でもよくやっている「お試し」ですので悪い方法ではありません。
2回目以降は有料。
もしくは他の何かを買ってもらう。
このような方法で収入につなげます。
有益なものであればお金を払ってもまったく問題ないと思います。
私は無料相談すら利用したことがありませんので中身はわかりません。
今後受ける予定もありません。
起業に必要なあれこれで儲ける
起業すると、会社勤めと比べて自分の裁量でしなくてはいけないことが増えます。
例えば、自分でお金の管理をしなくてはいけないですし、営業もしなくてはいけません。
事業内容などを発信するためにwebサイトの作成も必要になってきます。
このようなことでお金が動きます。
例えば、お金の管理をするために会計ソフトを紹介するといった具合です。
このような例をいくつか見てみます。
お金の管理→会計ソフトの広告料
会計ソフトなどを勧めて契約してもらうことで紹介料として収入(広告収入)を得られる仕組みがあります。
いわゆるアフィリエイトですね。
広告収入を得られるものしか勧めていないのをよく見ます。
機能や費用面で、読者にとっての利益を考えて紹介していそうなものはほとんど見ません。
広告収入優先です。
会計ソフトを後から買えるのは大変なので、自分に合うものを慎重にお選びいただければと思います。
仕事の獲得→クラウドソーシングやUberEatsの紹介料
起業すると、自力で仕事を獲得する必要があります。
そこで仕事を得る手段として紹介されるのがクラウドソーシングやUberEatsなどの配達パートナーです。
これも紹介した人が収入が得られるようになっています。
ちなみに、私はクラウドソーシングも配達パートナーも登録したことはありません。
(クラウドソーシングサイトのwebライター検定は少し気になっているので、今度興味本位で受けてみようと思っています)
事業概要などの発信→レンタルサーバー
会社の情報を発信するためにwebサイトを作る場合、無料で作れるwebサイトでも構いませんが安っぽい印象を与えることもあります。
無料で作れるものはデザインに限界があり、魅力を十分に伝えられない可能性もでてきます。
そこで有料のレンタルサーバーの登場です。
これもアフィリエイトが用意されているので、紹介した人は収入を得られます。
でも、読者よりも自分の収入を優先している紹介記事も少なくありません。
このサイトでも、今後サーバーの紹介を予定しており、広告も貼るかもしれませんが、なるべく中立に、収入>読者にならないよう書くつもりです。
このサイトで達成したいこと
このように起業の裏には、勧める人にとって商売のチャンスがあります。
通常、同じ仕事をする人が増えれば、通常は限られたパイを奪い合うようになり、生き残るのが大変になります。
メルカリで儲ける、せどり、配達パートナーなど、同じことをする人が増えたらどうなるでしょうか。
ライバルが増えて不利になり、生き残りが大変になるものが多いことに気が付くと思います。
なぜ、不利になることをわざわざするのでしょうか。
それでも勧めるのは、おそらく紹介している本人が情報商材や紹介料など別の方法で収入を得るためです。
情報商材や有料相談は値段に見合えば問題ないと思いますし、紹介料を得ること自体も悪くありません。
でも、本人の目先の利益優先で良い情報が隠され、あまり良くない情報が多数派として広められている現状にもどかしい気持ちを抱いてます。
また、起業するより会社員でいるほうが安全です。
起業を勧める=相手にリスクを取らせることを意味します。
私は起業して良かったと思っていますが、皆さんにやみくもに起業を勧めようとは思いません。
するべきことや考えるべきことを押さえたうえで起業したほうが良いと思っています。
その方がうまくいく確率が上がるからです。
勤務先が「とにかく行動あるのみ」と計画性のない行き当たりばったりな経営をしていたらと想像してみると、成功率がどれくらい低いか分かるのではないでしょうか。
それにもかかわらず、むやみに起業を勧める人がいる現状を少しでもどうにかしたくて、このサイトを作りました。
まとめ
起業を勧める人がいるのは、勧める人にとって次のようなメリットがあるから。
- 情報商材を売る
- 有料で相談に乗る
- レンタルサーバーや会計ソフト、クラウドソーシングなどの紹介料・広告料で収入を得る
これによって、起きているデメリット
- 勧める人にとって有利な情報ばかり提供する
- 会社員よりもリスクの高い起業を無闇に勧めて、収入の道具に使う
このような状況で、自分はどうしたいか
- サイトやブログ、Twitterを通じて有益な情報を発信することで、発信者優先の質の良くない情報に踊らされる人を減らしたい

